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70年代最初期にLee Perryは「Clint Eastwood」や 「Sipreano」といった重低音のインストゥルメンタルのスタイルを新たに生み出し、その後のレべルミュージックからルーツとダブの全身的な基礎をつくりだした、その後1973年にダブアルバムの歴史の1ページ目とも言うべく非常に有名な傑作【ブラックボード・ジャングル(Blackboard Jungle)/ LP、1973年】をタビーのミックスによりリリースしている、しかしそれ以前にジャマイカで初めてヴァージョンをインストゥルメンタル化しミックス処理をした音源のみを収録した典型的ダブとされる作品が存在する。それが今回紹介する「Clock & Dagger」である。 Lee Perryは最も早くから積極的にシングル盤のB面にバージョンを収録しはじめ、雨のようなヴァージョン攻撃を70年代初期にイギリス盤のUpsetterレーベルで展開させた、それらはいわゆるサウンドシステムのDeejay達によるトークオーヴァーの為の収録とは違っているようで、むしろヴァージョンそのものが作品であるような傾向、それを証明するようにタイトルがクレジットされていることも多々あった(初期作品はTrojanのCDシリーズComplete UK Upsetter Singles Vol. 1-4で聴く事ができる)。それらのヴァージョン・インストの集大成であり、またダブアルバムの全身として1972年に発表されたのが本作品である、内容はDillingerの素晴らしいDeejay初期曲「Dub Organizer」のホーンカット「Clock & Dagger」とダブテイク「Sharp & Razor」から始まり、ダブ全盛時代に発表されていてもおかしくないようなダブ作品が既に収録されている。
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