ジャマイカ音楽のリリースがデジタル中心になる中で、同じく1stアルバムを先頃リリースしたD-Major同様に45'sが海外のレーベルを経由してリリースされている数少ない人だけにその実力は保証済み。その彼が14年になる芸能生活の中で6年もの月日を費やして制作された渾身のデビューアルバムです。色彩豊かでオーガニックな響きに満ち溢れた作品です。

Shabba Ranks、Patra、Cobra等、ジャマイカ・ローカルからインターナショナルなメジャー・フィールドへの展開を仕掛け、Alborosieの出世作"Kingstion Town"のプロデューサーでもあるSpecialistによる企画盤です。Alborosieがこれまでにジャマイカで制作して来た友人達とのコンビネーションチューンを纏めたアルバム。豪華な参加メンツ。最早ファウンデーションと言った感じの名チューン満載のオススメ内容です。

Deejay/シンガーとして活躍する以前はプロのサッカー選手だった経緯を持つLutan Fyah、14枚目のスタジオ録音盤。Sizzlaと関係の深いRichard Bramwellのプロデュースによる作品。ほぼシンガーと言って差し支えの無いメロディアスなフロウで聴かせる持ち味を実に上手く引き出した作品。グイグイと感情に訴えかけて来る力の有る歌声と現代的で有りながらも昔ながらのレゲエの良さを感じさせてくれる音の完成度高い傑作アルバムです。

4年振りの新作!!今回はColin 'Bulby' York、Hundel Tucker、Donovan Germain等がプロデュースで参加。ミュージシャンにSly & Robbie、Earl 'Chinna' Smith、Lenky等々ジャマイカのトップが集結して制作された作品。バックのパーフェクトな演奏に美しいメロディとソウルフルな甘声に満ちた傑作。ラヴァーズファンは勿論、Morgan Heritage辺りが好きな方々にもオススメな感じです。

ナント、12曲中4曲、3分の1が同タイトルのコンピレーション。こんなコンピレーションが出来てしまうのもレゲエならでじゃ無いでしょうか。70年代ルーツロックの時代から変わらないテーマ、ジャマイカの人々のルーツで有るアフリカをテーマにした楽曲をコンパイルしたアルバム。Buju BantonによるPeter Toshの名曲カバー、Dennis Brownの名曲、聴く者を圧倒するようなスケールのQueen Ifrica傑作チューン、LucianoのXterminatorからの第1弾となったアルバムのタイトル曲等々、際立った名チューンばかりの好内容・好企画盤。