クールなテナーマンDexter Gordonの62年作!

Blue Noteでのリーダーアルバムとして傑作と評される本作『Go』。Dexter Gordonの温かみのあるサックスが十分に堪能できるハードバップ名盤!

Dexter Gordon(ts),Sonny Clarke(p),Butch Warren(b),Billy Higgins(ds)の4人構成。ワンホーンアルバムではあるが、非常に厚みのある演奏!それぞれのプレイヤーの熱のこもった演奏を聴くことができる「Cheese Cake」や、Sonny Clarkeと絶妙にリンクする「Second Balcony Jump」など収録した最高傑作と呼ぶに相応しい大名盤!

テナーサックス奏者Dexter Gordonの64年作!

64年パリ録音。Dexter Gordonがアメリカを出て、62年にパリで結成したメンバーを従えて録音した2作目!

Dexter Gordon(ts),Donald Byrd(tp),Kenny Drew(p),Niels-Henning Orsted Pedersen(b),Art Taylor(ds)が参加。Donald Byrd作の18分に及ぶ大作「Tanya」、モーダルなKenny Drew作「Coppin' The Haven」、ラストは心落ち着くバラード曲「Darn That Dream」の全3曲を収録。アルバムを通して男臭くハードボイルドな演奏を堪能できる名盤!

テナーサックス奏者Hank Mobleyの男臭さが滲み出る64年作!

ジャケット、タイトルからも想像できる通り、クールでハードボイルドな内容!最も脂に乗った時期のHank Mobleyの演奏が楽しめる傑作!

Hank Mobley(ts),Lee Morgan(tp),Andrew Hill(p),Herbie Hancock(p),John Pre(b),Butch Warren(b),Philly Joe Jones(ds)らが参加。ルーディなHank Mobleyの演奏が冴える「Three Way Split」、奇才ピアニストAndrew Hill、そして力強いPhilly Joe Jonesのドラム、厚みのあるホーン隊が白熱の演奏を繰り広げる表題曲「No Room No Squares」も素晴らしい!全編に渡りクールな楽曲が堪能できる名盤!

ハードバップ期を最も象徴するテナーマン、ハンク・モブレイのヒット前夜ともいえる裏名盤!フレディ・ハバードが参加するタイトル曲は、次作のリリースとなるボッサ・バップの大名曲「Ricado Bossa Nova」を予告するようなファンキーな一曲。題名通り「Straight Ahead」なハードバップから、哀愁あるエキゾチックな「East Of Village」まで65年のハードバップを丸写しした多彩な作品。

ハードバップ期を最も象徴するテナーマン、ハンク・モブレイの裏人気作。ウィントン・ケリー(p)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)のハードなバッキングと、若きグラント・グリーンのギター、そして渋く味のあるモブレーのブロウを堪能できる一枚。「Workout」、「Smokin'」のスピーディーなソロ回しは、まさに職人ジャズマンの超一流ハードバップ・セッション!

テナーサックス奏者Joe Hendersonの初リーダー作!

63年Blue Noteよりリリースされた本作は自身の最初のリーダーアルバム。数ある作品の中でも名盤と呼び声高い黒いグルーヴ満載の名作!

Joe Henderson(ts),Kenny Dorham(tp),Mccoy Tyner(p),Butch Warren(b),Pete La Roca(ds)というメンバーで録音。新主流派を代表するプレイヤーJoe Hendersonが実に渋い演奏を披露。冒頭のKenny Dorham作の哀愁溢れるナンバー「Blue Bossa」をはじめ、Joe Henderson作の曲名は日本語から引用された楽曲「Jinrikisha」など、ムーディーな雰囲気が最高な傑作アルバム!

サックス奏者Joe Lovanoの94年ライヴ盤!

94年にVillage Vanguardで開催されたライヴ音源を収録した2LPが登場!ピアノレスならではの硬派な空気感が堪らない演奏!

Joe Lovano(sax),Tom Harrell(tp,flugelhorn),Anthony Cox(b),Billy Hart(ds)の4人で編成されたクインテット。白熱したフリーキーな楽曲満載!鬼気迫る演奏を披露する「Fort Worth」や、ムーディーで歌ごころある「I Can't Get Started」など素晴らしい演奏の数々!Downbeat誌の『ジャズ・アルバム・オブ・ジ・イヤー』に輝いた傑作ライヴ音源!

サックス奏者Joe Lovanoの95年ライヴ盤!

95年にVillage Vanguardで開催されたライヴ音源を収録した2LPが登場!前作『Volume 1』に勝るとも劣らぬ内容!

Joe Lovano(sax),Mulgrew Miller(p),Christian Mcbtide(b),Lewis Nash(ds)の4人で編成されたクインテット。本作はオリジナルは1曲のみ、その他はエヴァーグリーンな名曲をカヴァーした内容!John Coltrane作「Lonnie's Lament」、Miles Davis作「Little Willie Leaps」など素晴らしい演奏を披露!全編を通して高い完成度を誇るライヴアルバム!

ジャズ界を代表するテナーサックス奏者Sonny Rollinsの57年作!

ハードバップの名盤と呼ばれる本作は、Sonny Rollinsのテナーが冴えまくる未だ語り継がれる歴史的アルバム!

Sonny Rollins(ts),Wynton Kelly(p),Doug Watkins(b),Philly Joe Jones(ds)というワンホーン編成で録音。Sonny Rollinsの伸びのある渾身の演奏が光る冒頭の「Turn Up」、こちらは巨匠Miles Davisの楽曲を最高のクオリティで仕上げた楽曲!その他もPhilly Joe Jonesのグルーヴ感のあるドラムに魂のこもったSonny Rollinsのサックスのみで演奏された「The Surrey With The Fringe On Top」など全6曲を収録!

ジャズ界を代表するテナーサックス奏者Sonny Rollinsの56年作!

自身の名作『Saxophone Colossus』と同時期に録音され、脂の乗ったSonny Rollinsの演奏がおおいに堪能できるモダンジャズ名盤!

Sonny Rollins(ts),Donald Byrd(tp),Wynton Kelly(p),Gene Ramey(b),Max Roach(ds)のメンバーで録音。Sonny Rollinsのサックスが豪快に吹き込むムーディーな「Decision」、程良くスウィングし、Sonny RollinsyとDonald Byrdの掛け合いが素晴らしい「Plain Jane」など、Blue Noteレーベルらしく『Saxophone Colossus』とは違った良さを感じる隠れた名盤!

テナーサックス奏者Stanley Turrentineの名盤!

Stanley Turrentineの63年録音の作品がこちら!Blue Mitchell,Shirly Scott参加でグルーヴィーな仕上がり!

Stanley Turrentine(ts),Blue Michell(tp),Shirley Scott(org),Earl May(b),Al Harewood(ds)という構成で妻でありオルガン女王Shirley Scottの心地よい演奏も冴えるジャズ名盤!スウィングした「One O'clock Jump」、哀愁漂うブルージーな「Midnight Blue」など収録!

テナーサックス奏者Stanley Turrentineの62年作!

Les MccannのリズムセクションをバックにStanley Turrentine持ち味であるファンキーな演奏が冴える快作!

Stanley Turrentine(ts),Les Mccann(p),Herbie Lewis(b),Otis Finch(ds)の4人編成。Stanley Turrentineのソウルフルな演奏とリズムセクションのファンキーさが素晴らしくマッチする「Smile, Stacey」、Les Mccann作の上品で心しみるバラード曲「Dorene Don't Cry, I」など、各人の得意なプレイが発揮される名盤!

孤好のテナーサックス奏者Tina Brooksの60年作!

録音音源が少ないプレイヤーだが、絶大なる支持を得るTina Brooks唯一のリーダーアルバム。素晴らしくムーディーなハードバップ名盤!

Tina Brooks(ts),Freddie Hubbard(tp),Duke Jordan(p),Sam Jones(b),Art Taylor(ds)というハードバップを代表するミュージシャンで録音された傑作アルバム。Tina BrooksとFreddie Hubbardの絶妙な掛け合い、Duke Jordanの美しい演奏に心奪われる「Good Old Soul」、ブラジリアンテイストの「Theme For Doris」など、ハードバップ好きには堪らない楽曲が収録された、未だ語り継がれる歴史的作品!

孤高のテナーサックス奏者Wayne Shorterの代表作!

64年にリリースされた本作は自身のBlue Noteリーダーアルバム2作目!新主流派の作品の中で根強い人気を誇る大名盤!

編成はWayne Shorter(ts),Mccoy Tyner(p),Reginald Workman(b),Elvin Jones(ds)。Wayne Shorterもさることながら、当時コルトレーンカルテットのメンバーだったMccoy Tyner,Elvin Jonesも気合いの入った演奏!西アフリカの音楽をテーマした表題曲「Juju」、タイトルからも東洋文化が感じられる「Mahjong」など、Wayne Shorterの趣味が垣間見れる傑作!

新主流派の代表格、60年代のモード・ジャズを推し進めたサックス奏者ウェイン・ショーターが残した'64年ブルーノート初リーダー作。ショーターワールドが完成される前の、どこか未完成で形容しがたい青い質感が人気の作品。テナーのリリカルな世界観を存分に堪能できる味わい深い名盤!

モード・ジャズを代表するサックス奏者、ウェイン・ショーターの『Night Dreamer』、『JuJu』に続く、ブルーノートからのリーダー作第3弾。ハービー・ハンコックの参加でショーターの世界が確立されたといわれる新主流派の代表作。盟友フレディ・ハバードの、エッジの効いたトランペットと、ロン・カーター(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)の強力なリズムをバックにハイレベルで展開するオリジナル全6曲!