|
|
黒いハートの男、バニー・ウェイラーのソロモニック・プロダクションより1986年にリリースされた、謎のワンオフ・シンガー、ジョニー・スカー によるバーニング・スピアーのようなチャント・スタイルのヘヴィーウェイト・ルーツ曲。 録音は84年頃のように思われるが、その頃のジャマイカの基準で考えると、これほど非商業的な曲はないだろうというほど、当時の主流からはかけ 離れている。 80年代のルーツ・レゲエはコマーシャル色が強くなっていて、演奏も大きく変革しているが、本曲は録音された年代が演奏や歌唱スタイルから聴き 取れないような、オリジナリティと伝統的要素を持った流星のごとく現れた普遍的なルーツ・クラシックといえる。80年代ルーツでこれ以上の作品 はないであろう。さすがバニーウェイラー、ソロモニック・プロダクションの威厳である。
ソロモニック・プロダクションの威厳を伝えるがごとく、Jah Shakaが1986年のリリース年にサウンドシステムでプレイする映像が残っているが、 ジャー・シャカの威厳も最上級である。
この伝統を引き継ぎルーツマン・アンセムとして、同じソロモニック・プロダクションの「ライズ・アンド・シャイン (Rise & Shine)」などと共 にヘビープレイしていただきたい。
最後に非常に謎なルーツ歌手ジョニー・スカーであるが、バニー・ウェイラー曰く、あのデニス・レポ・ロバン(Dennis 'Leppo' Lobban)、ピー ター・トッシュを射殺した人物の実の弟で、この曲を録って長くないうちに死去したらしい。 バニー・ウェイラーも力強い、良い曲だと語っていた。
この商品を買った人は他にこんな商品も買っています
|
関連ベストセラー
|
|
|
|
|
|
||||||||||
|
|
|
|
|
関連アクセサリー
|
|
|
|
|
|
●このページに記載されている情報や画像、試聴の内容などに間違いを見つけたら、お手数ですがご報告ください。 |