伝説のサー・コリンズ音源!1966年から1973年頃までにStudio One、Randys、Dynamicといったスタジオで録音された22曲のコンピレーション・アルバム!1970年代初頭に、彼の親しくも尊敬する音楽家の仲間達で作成された歴史的1stアルバムで、22Tracks収録のアルバムというのも英国レコード史初となる試みでした!独特で実験的な、レゲエパイオニア、サー・コリンズの70's音源遺跡群!マスト・アイテム!

Sir Collinsが1966年から1973年頃までに、Studio One.Randy's,Dynamicスタジオで録音した22曲コンピレーションアルバム。この頃Sir CollinsのバンドとしてクレジットされていたVersatilesはメンバーが曲によって入れ替わり、Side 1トラック2,5 & 7,Side 2トラック5では、Bob Marly,Aston Barrett,Carlton Barrett&China Simithがインストを担当している。Sir Collinsは1957年に渡英してから、音楽プロデューサー、サウンドオーナー、クラブ経営、等、イギリスを拠点として、多方面にて活躍しているにも関わらず、未だその多くは謎に包まれている。Sir Collinsの音楽のキャリアはさかのぼる事、彼の幼少期、トランペッターの父(Don Drummond等ともセッションをこなし、Alpha Boys Schoolではトランペットの教師をしていて、伝説的カリプソバンド'Collins Brothers & Acesを率いていた)や母(シンガー)、音楽家の兄等から日々伝達されていったという。また、祖父もトランペッターとしてその昔からジャマイカで活躍していたといわれ、その音楽稼業は今に至るまで150年以上続いている。1950年代には、キングストンにて、'Sir Collins Down Beat Sound System'にて、メインセレクター兼MCをつとめた。その異端な表現力は、67/68年のダウンビート期、69年から72年位までの、実験的で、アバンギャルドな楽曲に垣間見ることが出来る。ロンドンでも、Big Sound Owner達は、彼等のサウンドシステムボックスを、Sir Collinsに注文していたほど、信頼も厚く、もとはCoxsone Dodd氏にサウンドシステムの多くを教わりながら製作され(Sir Collins自身、Coxsone Dodd氏からサウンドの色々な事を教わったとコメントしている)、後には、多くのBig Sound Ownerからボックスを依頼されるほどにクオリティの高いものだったという。
1957年の渡英(Exodus)から、Duke Vin氏等共に、サウンドパイオニアとして、君臨し続けている。そしてこのChapter 1は1967年のSir Collins Specialや、1970年代初頭に、彼の親しくも尊敬する音楽家の仲間達で作成された、歴史的1stアルバムで、22Tracks収録アルバムとして、全ての音楽を通して、英国のレコード史においては、初の試みであった。このLPのテーマソングとも言える、Side AのExodus/Fight Lifeは当時7インチカットされ、Bob Marley,Aston Barret,Carlton Barrett,China Smith等とロンドンの自スタジオで、Big Teacherリズム等ど同時期に録音された初期作品。独特で実験的な、レゲエパイオニアーSir Collinsの70's音源遺跡群。

日本盤:ライナーノーツ1ページ、帯付き