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Peter Tosh, Solomonic Reggae Star - Anti-Apartheid / Solomonic Reggae Star - Solidarity
Solomonic / Dub Store Records JPN 1976
¥1,480
メロディカの無限なる可能性を見出した最初のレゲエ・アーティストだったピーター・トッシュ(ザ・ウェイラーズによるタフ・ゴング初のリリース作品である'Sun Is Shining'を参考に)。'Black Heart Man'に収録された、バニーによる最高傑作リズムの一つであり預言的とも言える'Amagideon'に、トッシュがとりつかれるような秘めた力を加えている。このシングル盤両面に聞かれるメロディカのフレーズと巧妙で複雑なミックスが、トラック中の静かなる心中と神秘さを最大限に引き出している。
Bunny Wailer - Bide Up / Bunny Wailer, Big Youth - Bide
Solomonic / Dub Store Records JPN 1975
¥1,980
バニーは'Search For Love'に続き'Bide Up'で感情的な力作を発表。完全に理解するにはしばらくの時を要するような、独特のメッセージを持ち合わせた作品である。彼は後に傑作と称されるソロ・デビューアルバム'Black Heart Man'のためにこの曲の新テイクを録るのだが本作は栄光輝かしいオリジナル・カット。B面にはこの歌で2つ存在するビッグ・ユース(Big Youth)によるヴァージョンの1つで、全盛期だったユースはバニーの独特なメッセージを理解しやすくするため、自身の言い回しでバニーの主張をサポートしている。
Bunny Wailer - Rasta Man / Version
Solomonic / Dub Store Records JPN 1976
¥1,680
ウェイラーズの中でも最もラスタ信仰にフォーカスしたバニーが歌った王道ラスタマン・ソング。ルーツレゲエの最も重要なアルバムの一つであるBlackheart Manがリリースされる前にリリースされたシングル・テイク。ラスタマン・アンセムとして忘れられない名曲である。オリジナルシングルとは違いB面にはダブを収録。
Bunny Wailer - Searching For Love / Tuff Gong All Stars - Must Skank
Solomonic / Dub Store Records JPN 1974
¥1,480
ソロモニック・レーベルから初めてリリースされたバニー作品は、'Heat, Air & Water'としてクレジットされた思慮深く熱望的な楽曲'Search For Love'。
バニーはこの慕う歌を美しく歌いあげ、嘆きのホーンは伝統曲'Waltzing Matilda'のメロディにさまざまなアレンジを加えている。また、結成前のIスリーズ(I Threes)がバッキング・ボーカルでハーモニーを聞かせている。
Johnny Scar - United Africa / Dub It In Africa
Solomonic / Dub Store Records JPN 1986
¥2,680
黒いハートの男、バニー・ウェイラーのソロモニック・プロダクションより1986年にリリースされた、謎のワンオフ・シンガー、ジョニー・スカー によるバーニング・スピアーのようなチャント・スタイルのヘヴィーウェイト・ルーツ曲。 録音は84年頃のように思われるが、その頃のジャマイカの基準で考えると、これほど非商業的な曲はないだろうというほど、当時の主流からはかけ 離れている。 80年代のルーツ・レゲエはコマーシャル色が強くなっていて、演奏も大きく変革しているが、本曲は録音された年代が演奏や歌唱スタイルから聴き 取れないような、オリジナリティと伝統的要素を持った流星のごとく現れた普遍的なルーツ・クラシックといえる。80年代ルーツでこれ以上の作品 はないであろう。さすがバニーウェイラー、ソロモニック・プロダクションの威厳である。
ソロモニック・プロダクションの威厳を伝えるがごとく、Jah Shakaが1986年のリリース年にサウンドシステムでプレイする映像が残っているが、 ジャー・シャカの威厳も最上級である。
Wailers - Arabs Oil Weapon / Dubd - Version
Solomonic / Dub Store Records JPN 1976
¥1,980
預言的で論争的、思想をかき乱す楽曲‘Arabs Oil Weapon’でバニーは物理的に攻撃一つさえ出さないがリリースから35年後の今、変わった現実は少しばかり。ゆったりとしたヴァージョンは本作品のテーマを反響し、さらなる広がりを聴かせている。
Wailers - Battering Down Sentence / Version
Solomonic / Dub Store Records JPN 1974
¥1,680
スピリチュアルでカルチュラルな至高の詩を多く残したバニーの代表曲の一つ。アルバムとは別の初期シングル・テイク。マリファナ所持で逮捕されたことにより書かれた歌で、ルーツレゲエの最も重要なアルバムの一つであるBlackheart ManにFighting Against Convictionというタイトルで収録されているが、本作はそれの初期テイクで、1974年にウェイラーズ名義でリリースされたものである。
Wailers - Dream Land / Dubd Version
Solomonic / Dub Store Records JPN 1976
¥1,680
誰よりも早い1966年からスピリチュアルな詩を歌い始めたバニーが、スタジオワン時代に書いたアフリカ回帰曲最高傑作。この詩はスタジオワンで録音されたが当時リリースされることはなく、その後リー・ペリーの元で1971年に録り直され発表された。本作は1976年にアルバム収録のために再度録られたバージョンで、当時はイギリスのアイランドからシングル・リリースされた。
Wailers - Life Line / Big Youth - Black On Black
Solomonic / Dub Store Records JPN 1976
B: Bide Up
¥1,980
多くのアーティストが2枚組アルバムで表現するところを‘Life Line’は巧妙にも若干2分というリズムの間にバニーの崇高なボーカルを包み込んだ心に訴える愛の歌である。一方、ビッグ・ユースが主張するのは寛大さと理解。バニーの歌った‘Bide Up’のリズムで彼が残した2曲の1つでもともとは両面シングル盤としてリリースされ、ソロモニック・レーベルのレコードで最も発見するのが困難な一枚として知られる。これ以上、本作を探す必要はない…
Wailers - Pass It On / Trod On
Solomonic / Dub Store Records JPN 1978
¥1,980
ウェイラーズにとって最後のアルバムとなった「Burnin’」で輝きを見せた楽曲の一つ‘Pass It On’のオリジナル別テイク。「自身の行動で利己的になるな…」という訴えを作品中にほのめかしていなかったとしてもその歌詞は深い。リズムはアルバム・ヴァージョンよりも早いペースに仕上がっている。オープニングでボブ・マーリーの語りが聴かれる3つ目のテイクも存在するが本テイクはこの傑作曲の決定的なテイクである。「自分自身のために生きれば君は虚栄の中に生きるだろう…」