コレは凄い!!前回はアコースティックでしたが今回はロックステディです。演奏はDean Fraserを中心にしたTarrus Riley専属バンドのBlack Soilで、これが実に見事な演奏。古臭さを感じさせずに60年代末の良い雰囲気を再生させた見事なロックステディ・サウンドになっております。そして説明不要のソウルフルなヴォーカル。琴線直撃でグッと来るメロディ展開。ロックステディと言うテーマに拘ったと言うだけでは無く確実な楽曲の良さも有っての見事な傑作です。ヒット曲"Gimme Likkle One Drop""To The Limit"のロックステディヴァージョンも収録。尚、リリースされた枚数が非常に少ないアルバムなので、ちょっとでも気になった方は躊躇せずにバイナウです。

[Plakaty Polskaプロフィール] 2006年ボーカルのタバッチョがレゲエ好きの友人に「裸のラリーズやThis Heatもレゲエだと思う」と言ったところ、「はあ?」と言われたことをきっかけに、バンドを結成。理屈や評論ではなく、体感的に自分の感じるレゲエを実践するために、活動開始。2007年には最大の理解者として、ドラムの安尾 玄とダブルリーダーで本格的に活動開始。ベースに伊勢うどん、ギターに峰本’ディドリーエコー‘毅を加え、レコーディング(これが本作である)。その後、バンドはメンバーチェンジを繰り返しながら現在も活動中。現代の人間の脳に巣食う構造依存思考と戦いながら、ビジョンのためには軋轢を回避しない真摯な活動を展開している。このアルバムはオリジナルメンバーでアドリブ1発(練習無し)でガンボスタジオで録音された。その後、脱退した安尾 玄は持病の悪化で他界。それを受けて、追悼に意味もこめ、このアルバムはリリースされた。高度なアナログマスタリングは、プレステストで、New Roots Reggaeのサウンドシステムで驚愕の音色バランスを確認。ルーツロックレゲエ史に残る奇作である。

デビューはロックステディのヴォーカルグループLeadersのメンバーとして68年の大ヴェテランシンガー。なんと本作が3枚目のアルバムです。プロデュースはスペインのRoberto Sanchez、ヴォイシングはNYのWackiesで行われた作品。バックトラックはWackiesのハウスバンドLone Ark Riddim Forceによる物で昔ながらのヘヴィ・ルーツのヴァイブスが感じられる質感の音です。全編キラールーツと言った感じですが中には"Darker Than Blue"で紹介されたようなソウルなラヴァーズチューン"Hold My Hands"みたいな路線も有りです。全曲ダブ付きのショーケース・スタイルでダブマニヤも要チェックです。

前回のアルバム同様Sly & Robbieを要としたサウンドプロダクションですが、今回はSly & Robbieのファウンデーション・リディムを中心とした構成の作品。ブレイクのきっかけになった"On Bond Street" 同様に馴染み易いリディムに彼の素晴らしいメロディのセンスと美しい歌声がバッチリはまった作品。Dennis Brownの“Sitting And Watching”や“Revolution”と言った名リディムから5th Avenue South期のグラウンドトラックまで選ばれているリディムも注目。またレゲエではCornell Campbellがカバーしていた事でも知られるR&B名曲Impressionsの“I'm The One Who Loves You”も収録。

レゲエ界の大御所アーティストがソウル・バラードの名曲をカバーした素晴らしい企画物!ムーディーなリズムとベテランらしいアダルトなヴォーカルがロマンティックな空気を演出してくれます!

アルハンブラ発のスカバンド。カラッと渇いた質感の音に透明感が有ってクール&キュートな女性ヴォーカルが良い感じです。全体的にキャッチーな曲の作りながら無駄な派手さの無いトコが凄く良いです。Clashの"Spanish Bombs"を実にキュートにカバーしております。

説明不要、老若男女誰もが知っている筈の大物アーティスト。レゲエが世界的に知られるきっかけはBob Marleyとこの人なのも説明不要。軽々しい事は書けないビッグアーティストの言うまでも無く傑作。Damian & Stephen Marleyもミックスで参加です。

スタジオワンからリリースされたGayladsの名曲中の名曲にそのリメイクヴァージョンに疾走感有りなRas Obiのヴォーカル。サビのフレーズが印象的なJahdil。Roots Harmonicsの実に渋いソウルマナーなスタイル。4曲。

全曲スタジオワンの王道リズムで歌ったまさにアニバーサリー盤!

サックス奏者Tommy Tornadoが多彩かつ豪華なゲストを迎えてのフルアルバムを発表!ジャマイカが産んだ国宝級ギタリストErnest RanglinやRico、Dennis Alcaponeのイントロなど全曲が素晴らしく渋いアルバムです!見逃し勝ちですが要チェックです!

レゲエ界の重鎮達による素晴らしいソウルフル・バラード集!大御所シンガー達が見せるアダルトでムード満点のヴォーカルが素晴らしい一時を演出してくれます!まさしく'Late Night Music'!

国内盤でもリリースされていましたが好評のアルバム「Movin' On」よりBitty McLeanの人気ナンバーUK盤にてカラーバイナルでリリース!!Sly & Robbie演奏の心地よいサウンドにビティーの優しい美声がしっくり来る両面とも文句無しの1枚!!

ナント今回は、マッシュアップ～リミックスでは無く、女性ヴォーカルをフィーチャリングしてのカバーです。オリジナルはUSのロックバンドBlack Keysのヒット曲です。オリジナルの口笛アレンジを残す辺りがマッシュアップのセンスなのでしょうか。対してカップリングもBlack Keysカバーながらオリジナルとは全く違ったスカのアレンジで決めたチューン。コレは要チェックです。

ゆったりとまったりとしたミディアム・トラックと『ウインストン・リーディー』の優しくやわらかいヴォーカルの組み合わせがとても心地よいGoodナンバー!

Peckingsレーベルより1曲9タイトルがシングルカット!!以前もリリースされていた「54-46 Was My Number」のリメイクトラックを使用したMacka Bによる話題のバイナル・アンゼムが遂に7インチカット!!カップリングのフィメールシンガー、Leannaのチューンもオススメ!!

注目アーティスト、Ruben Da Silvaの新作タイトルがGadd 59からリリース!!Bitty McLean/Baby TonightでもおなじみのThose Guysを使用!!New Roots関連のリリースが多い彼だけに以外な気がしますが、しっとりと歌い上げた好チューン!!

故Little Royのヴォーカルトラック・ミーツ・Bob Marley“Mr Chatterbox”!反則技って感じもしますがLittle Roy好きにはタマランでしょう。クール&スモーキーなヴォーカルスタイルで、しっかりキャッチーな「シャラララ・・・」のフレーズでノックアウトなキラーヴォーカル。「犬にだって良い時期はやって来る」って向こうの諺です。

バニー・リー・プロデュースによるバラード集!レゲエでは在りませんが、ムーディーでアダルトな雰囲気たっぷりの大人のチューン満載!

A Lone Productionからこれは注目のリリース!2008年の録音ながら、70年代に行われたセッションかの様な素晴らしいサウンド!ゆったりとしたリズムと衰える事の無いアール・ゼロのヴォーカルは心にぐっと来ます!マスト・チェック!

Sly DunberやBongo Hurmanなど参加した新アルバムも見開きジャケ仕様でやたらゴージャスだったベテラン・ルーツ・シンガーEnos Mcleadによるそのアルバムからシングル・カット!Dub付き。

ゆったりと心地よいミディアム・トラックに『マイク・ブルックス』のソウルフルな歌声が最高!B面の『アイ・ロイ』のDJカットは違った雰囲気を味わえるお薦めの1枚!