流石のヴェテラン、コレは良い曲です!巧く耳に残るフレーズの作り方にやられていたら、途中から一気に盛り上がるフレーズでグイグイグイグイ上げてきます。こう言う言い方をすると誤解されそうだけど敢えて言えば、サビで大合唱系のレゲエで最も売れるパターンのタイプの曲です。

耳に焼き付くフックになっているタイトルフレーズ。親の七光りではない、しっかりとしたスキルを感じさせます。そしてカップリングも絶対の注目。2010年のデジセル主催のライジング・スターで注目されるも生活苦からデビューが遠退いていたDalton HarrisをDonovan Germainがフックアップ。大注目のチューンなのです。

話題の一連“Corner Shop”からコレマタ話題のシンガー、ハワイ発って事で注目度高いですが高いのは実力もって感じでココロ琴線に触れる熱いメロディを熱唱!直球でグッと来るメロディと歌声だ。

88年にシーンに登場。Lady Shabbaの名前で知られた女性ディージェイがココに来ての1stアルバムをリリース。プロデュースにDean Fraser、Tarrus RileyとDuane Stephensonも応援参加の大注目盤。メロディアスなシングジェイ・スタイルとタフなフロウを巧く組み合わせ、説得力の有るスタイル。音の方も実に今っぽく有りながらも時代に流されない感じの仕上がりの作品。全編コンシャス。母親でも有る彼女の愛が感じられる作品です。

パーカッションを効かせアコースティックな音使いでまさにタイトル通り太陽を感じさせる"Rising Sun"リディム。オケとの相性は聴くまでも無く合いそうなだけに完璧って感じの裏切らない仕上がり。そしてカップリングはChristopher Martin。こちらもやはり優しい歌声とフレッシュな感じがリディムと完璧な相性って事で両面完璧なシングル。

アコースティックな音使いでまさにタイトル通り太陽を感じさせる"Rising Sun"リディム。表現力豊かで力強いソウルフルなヴォーカルスタイル、ポジティヴなメッセージが響きます。オーガニックソウル的感覚の仕上りが実に良い感じです。

メロウ路線リディム"Scriptures"に絶好調Chronixx!コレも上手い!元々はSyreeta Wrightの唄っていた"Amour Love"のフレーズがレゲエの中で変化しながら定番になってしまったフレーズを使ったイントロに思わずニヤっとします。そこから大らかに伸びて行く歌声、メロディ、コレは良い曲ですよ。そしてカップリングはVendettaとは相性バッチリのTOK。Flexのファルセット、サビのタイトルフレーズを軸に完璧な構成展開。

すっかりどっしりルーツなプロダクションになってるDon Corleonですが、今回はKymani Marleyで2曲収録。ちょっとルーツ・ダブステップの影響が見え隠れ?するA面、Missionリズムに似た裏打ちがかっこいいB面と要注目の一枚!

ドイツのレコードショップ、BuyreggaeよりDon Corleonレーベルの新作トラック「Broken Hearts」がリリース!!得意の哀愁系ミディアムトラックにTarrus Rileyの深みのあるボーカルが強く響く好チューン!!

ホーンのアレンジがカッコいいワンドロップスタイルのモダンルーツ・リディムに掠れ気味タフ声でサヴァイヴして生きている彼の熱いメッセージです。気付いたら随分と渋い声になられたYami　Boloとカップリングです。

UK拠点に活動し自身のレーベル”Sinbad”でも御馴染みのヴェテランDJ。久々の復活はいきなりのアルバムリリース!80'sダンスホールのフレーヴァーを効かせた音とDJのスタイルで纏めた作品。何処かで聴いた事有るような節回しの使い方に思わずニヤッとします。更にダブヴァージョン付きのショーケーススタイルでダブマニアも要チェックの全レゲエファン対応型傑作アルバムとなっております。

夏の終わりの海辺にハマりそうな哀愁のメロディ・ライン、Richie SpiceやLutan Fyah、懐かしいところではSpanner Bannerなどが参加し様々なラヴァーズ解釈が楽しめるワンウェイ!

最近のワンドロップ系のリディムはアレンジが洒落ておりますね。このリディムも実に良い感じ。ゆったりとしたノリに美しいキーボードのアレンジ。派手過ぎず地味過ぎずなホーンがドラマチックな唄を一層盛り上げます。グッと琴線に触れてくるようなメロディのオンパレード。Christopher Martin、Busy Signal、Wayne Wonder等メンツがかなり良いです。

鳴きギターに昼メロチックな美しさのピアノアレンジが印象的な"Digital Love"リディム。説明不要、外すワケが無い絶好調大人気シンガー。優しい唄い口調で盛り上げて来る構成展開、細かい発声の強弱使い分け、曲の作り方には物凄い才能を感じさせられます。カップリングはIba Mahrのコンシャスなポジティヴメッセージ。柔らかくメロディアスなフロウで聴かせます。

ソウルフルなヴォーカルスタイル、唄で決めてきたKonshens。メロウな曲調でドラマチックに力強く盛り上げて来る曲調で琴線直撃の傑作チューン。さり気ない哀愁ギターアレンジが効いたワンドロップ系Midテンポリディム"Intransit"です。カップリングは搾り出される鋼声がココロ撃つDre Islandの直球コンシャスチューン。後半で差し込んで来るディージェイスタイルも凄いカッコ良い曲です。

Penthouseの新作タイトルが待望の7インチリリース!!好ミディアム「No Money」にRichie Spice、Sanchezの両人気シンガーが見事に歌い上げた歌物好きは聞き逃せない1枚!

09年にRichie Spiceがソカ界のスターAlison Hindsとコンビネーションでリリースしていた曲。Penthouseのルーツなテイストが効いたリディムのニューヴァージョン!

流石はヴェテラン更なる深みと絶妙な哀愁加減で聴かせます。柔らかくも強い存在感を放つ声。一時期のXterminatorを彷彿させるような暖かみの有る、昔ながらのレゲエの良さを感じさせる音、ロックステディ名リディムのリメイク等も実に良い感じです。またコンシャスな内容の曲を中心にした構成の中にCyndi Lauperのカバーにジャマイカンスタンダードのカバーをメドレーでやっていたりしてメッセージ性とエンターテイメント性の両方で聴かせてくれる好内容です。

相変わらずの良い声と、掴み易いメロディですが、いつに無くダンスホールシンガーって感じの色を強く出した感じ。途中でGrass Rootsの”Live For Today”のフレーズが飛び出して来たりして巧いです。

Dub ClubはLAで行われているレゲエ・イベント。毎回ジャマイカのレジェンドをフィーチャーし1000人以上を動員のビッグ・パーティー。本作にはDub Clubをリスペクトするレジェンドたちが一挙集結!20年以上に渡りLAのレゲエ・シーンを牽引してきた重鎮:Tom ChasteenとジャマイカからTippa Leeのジョイントによるプロデュース。Roots、Dancehall、DubからRocksteady、Skaまでバラエティに富んだ内容で、メンツは豪華な間違い無しなコノ1枚!