ソウルやブルース寄りの演奏で知られるテナー・サックス奏者、ルー・ドナルドソンの68年作品。タイトル曲は、ジェームス・ブラウン「SAY IT LOUD」のすっきりとしたクールなジャズ・ファンク・カヴァー!「CARAVAN」や「SUMMERTIME」といったスタンダードのメロウ・グルーヴ・アレンジも必聴!ブルーノートのファンキー・ブームを裏付ける名盤です。

ブルーノートを中心に多くのジャズ作品を残すテナーサックス奏者、ジョー・ヘンダーソン。本作は磨き上げられたスキル、そしてクセのある曲が並び、個性的で聴き応え抜群!ヴィブラフォンをフィーチャーしたオリジナル曲「A Shade Of Jade」をはじめ、「Caribberan Fire Dance」のダンサブルなアレンジも必聴!

テナー奏者タイロン・ワシントンのデビュー・アルバム。トランペット、アルト、フルートの前でテナーでハードに吹くタイロンの素晴らしい内容で、多用な雰囲気のジャズが体感できる素晴らしいアルバムです!

テナー奏者ハンク・モブレーの作品集で、実際には4241番としてリリースされるはずが後年リリースされたアルバム!デューク・ピアソンがアレンジをしたビックバンド編成のパワー溢れる作品!

テナー・サックス奏者、デクスター・ゴードンの、1979年に発掘されたブルーノート未発表作!ロサンゼルス出身でハードバップ分野の名演を残すゴードンが65年、当時新進気鋭のフレディ・ハバードと二冠を飾った秀作。「Devilette」のラテン・タッチのリズムと、ドライブの利いたゴードンとそれを受けるハバードのソロも聴き応え十分!ゴードンは、86年の映画「ラウンド・ミッドナイト」に出演し、俳優としても活躍した。

ポスト・チャーリー・パーカーと呼ばれる独自のスタイルで人気のサックス奏者、ジャッキー・マクリーンの、1959、63年に収録されていた未発表セッション。両年の録音ともドナルド・バードとのクインテットで、勢いあるホーン・アンサンブルで幕をあける「Marney」、ラテン調のリズムが心地よい「Formidable」や、スローナンバー「Cheers」でみせるマクリーンとドナルド・バードの柔らかな掛け合いも見事な逸品!

多種多様な管楽器を同時に演奏するスタイルで人気の盲目のサックス奏者、ローランド・カークの65年作。このアルバム名は80年代を代表するイギリスのニューウェイヴ・グループ名にそのまま引用されている。豪腕ドラマー、エルヴィン・ジョーンズとのアンサンブルが冴える冒頭曲、歌心満載のブルージー・ナンバー「Once In A While」、電気音を取り入れた「Slippery, Hipery, Flippery」など、この時代にして奇跡の産物。