"Yeah Yeah Yeah"のフレーズで御馴染みDennis Alcapone、70年代Bunny Leeプロデュース音源集。ダブで抜かれず残された歌に合いの手のような形でディージェイ、次に入って来た歌のパートがフェイドアウトして行く感じ等、彼のディージェイのみならず当時のレゲエの作り方の面白さも良く伝わって来るリイシュー・コンピレーション。ダブ好きも要チェックの一枚です。

GREAT SWEET VOCAL ,MUST !

Moodiscでの活躍が有名なシンガーBunny Maloneyの代表曲のひとつである『Always On My Mind』が7インチにて復刻!いつ聴いても和める素晴らしい歌物レゲエ傑作曲!B面のサックス・テイクも非常に大人の雰囲気で良い感じです!

力強く、明るく切れの良い音。明るく聴く者をポジティヴな気持ちにしてくれるようなメロディがとても良い感じ。途中ホロっと来るような展開が有るのも凄く良い感じ。この「感じが嫌いなレゲエ好きはいないでしょう。

75年にPremierのHector WrightプロデュースでBlack ArkにてGladiators Bandをバックに録音された曲です。リリースは78年にGregory Isaacsのプロデューサーで知られるAlvin Ranglinによってリリースされた曲です。長閑なムードのリズムに美しいコーラスワーク、キャッチーなメロディが素晴らしいレアな名チューン・リイシューです。

ベースのウネリにオルガンのリズム刻む感じ、確実に乗せて来るドラムの文句無しでカッコ良い演奏。解り易いメロディ、展開、内容の唄がとても良いです。Martin Luther king、Marcus Garvey等々のフリーダム・ファイター達を称えた歌。

Wailing Soulsの初期代表曲を“Mr. Fire Coal Man”をSilvertones流にアレンジしたチューンです。リディムはオリジナルのオルガンのフレーズをホーンに差し替えたヴァージョン。渋味が実に良いヴォーカル～ハーモニーワーク。クールなヴォーカルスタイルながらタイトル通りしっかりハートが熱くなる曲調にヤラれます。

ロックステディからの過渡を感じられる初期レゲエのリズム。古き良き時代を象徴するようなヴォーカル、コーラスワークも文句無しの完璧さ。こう言った音源が40年以上経っても出てくるとは凄い事です。