UK、現在のレゲエ進化系コンピレーションとの事ですがどこか昔のニューウェイヴのシーンを想起させるようなムードがあって非常にユニークな内容の作品と言えるでしょう。生音質感が活きたバンドサウンドからジャングル、ダブステップ等々様々なレゲエ進化系がコンパイルです。

2枚目のアルバムです。今回もPrince Fattyプロデュース。70年代～80年代っぽい質感のリズムを要に秀逸なストリングス(系シンセ)のアレンジが見事なサウンド。彼女のヴォーカルスタイルに有る魅力が引き出されており今回も間違い無しの内容。往年の音楽ファンの方の中には1曲目の"Ari Up"で泣けてしまう人いるでしょう。

Bitty Mclean辺りが好きな人も要チェックの1枚です。

ジャマイカからドイツに渡り活動を続けて来たシンガーソングライターDenham Smithの2ndアルバムです。タイトルにあるよう古き良き時代を感じさせるようなスタイル。甘い感じの声はBitty Mclean辺り好きな人には間違いなくお勧めな感じ。甘いだけじゃない感じも良いと思います。今後も要注目の人です。

12年にデジタルでリリースされた人気チューンが遂にアナログでリリース!!

Daptone のレゲエ路線、看板バンドFrightnrsです。オルガンとスティールパンの音が心地良いアレンジに70年代っっぽい節回しの使い方が上手く効いたキャッチーなメロディ。カップリングのダブも心地よい仕上がりです。

68年～71年のレア音源がDaptoneからリリースされ話題になったBob & Geneのアルバム未収録の音源をInversionsなるバンドがバックトラックを差し替えたリミックスヴァージョン。この見事な初期レゲエのリズムを作っているInversionsの正体は、アフロファンク系のAntibalassや、レゲエのEasy Star All StarsのリーダーTicklahです。オリジナルのオールディーズ・フレーヴァを殺さずの見事な仕事はBitty Mcleanの"On Bond St"の逆のパターンってトコでしょうか。初期レゲエ～スキンヘッド・スカ・ロックステディ好きも要チェックです。